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アメリカミズアブ

アメリカミズアブとはアブの一種で幼虫はフェニックスワームと呼ばれています。アメリカ水アブは世界中に分布しております。
沖縄でもよく見かけるアブです。
弊社が目指す「循環型地域資源開発」になぜアメリカミズアブが採用されたのか。
(アメリカミズアブの幼虫を使います。)

分かりやすくいうとアメリカミズアブの幼虫は『生ゴミを食べて、土へ戻します。』

とにかく食べます。
その食べる量はなんと1日で自分の体重の2倍を食べるという研究データが出ており、 そのペースを約14日~18日間続けるというから驚きです。

それだけではない、アメリカミズアブを採用したポイントとなぜアメリカミズアブなのか? を説明していきます。

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1.食品残渣を食べて良質なたんぱく質へ変えます。

アメリカミズアブは生ごみに最大約500個の卵を産みます。 幼虫は卵から孵化するとすぐに生ごみを食べ始め、その後は冒頭ご説明した通り、とにかく食べ続けます。 そして蛹(さなぎ)になる頃には、体の約半数が「たんぱく質」となりカルシウムも豊富で、優良な飼料となります。 その生ごみを変換するサイクルは非常に効率的で衛生面でも安全。食用として十分活用されています。

2.衛生的にも安全/脅威の分解能力。

アメリカミズアブの幼虫は、実は飼料・食用としても衛生的にとても安心安全と言えます。 生ごみを何でも食べるという事で不衛生なイメージしかありませんが、アメリカミズアブの幼虫は生ごみに含まれている バクテリアなど全てを“分解・死滅”させるのです。 信じられないかもしれませんが、私たちが普段食しているお肉やご飯の品質を保ちたんぱく質を得るよりも、簡単に効率的に高品質なたんぱく質を得ることができるのです。

3.地球環境にもやさしい

アメリカミズアブは今回弊社の6次産業化にはとても欠かせない役割りです。 事業の基盤となる地域の生ゴミ回収後の処理として、焼却炉などを使用せずに処理サイクルを生んでくれます。 それは通常のごみ処理場施設から発生する大量の二酸化炭素削減にも繋がります。 そして幼虫たちが出すフンや幼虫殻、死んでしまった幼虫・成虫も良質な肥料に生まれ変わります。 (フンの中には、カリウムやリン酸、窒素などが含まれており、その成分は植物や野菜が成長するのに必要不可欠な栄養素となっております。) アメリカミズアブの活動に関しては、世に出る廃棄物は出ないという事になります。

4.今後の人類とのつながり

アメリカミズアブを採用した理由のひとつとして、人間への影響と今後の関わり方にもあります。 弊社のような循環型事業に「ハエ」が使用されるケースはあります。その一般的なハエとしてよく使用される「イエバエ」 がありますが、イエバエは感染症を媒介させる恐れがある為、アメリカミズアブの採用に至りました。 また世界では既に食用も販売されているように、アメリカミズアブは人類が危惧されている「食料危機問題」の解決策のひとつ にもなり得るスーパーフードとしての可能性を十分に秘めているのです。